大阪の屋根修理業者ランキング!口コミから建築のプロが厳選【2022年版】
軒
軒とは?軒の役割について
軒とは建物の屋根部分で、外壁や窓、玄関などの建物部分よりも外側に出っ張っている部分です。
建物よりも外に突き出ているため、日差しを防ぎ、雨や雪などから建物を守る役割をしています。
地上から上を見上げた時に見える屋根の裏側部分を「軒天」、軒の先端部分を「軒先」、軒の下にあるバルコニーなどの空間を「軒下」と呼びます。
軒が短いと雨漏りの危険が高まる
最近ここ大阪や東京などの都心部などでは昔と比べて軒の小さな建物や軒のない建物が多くなりました。
建築基準法では建築面積は、軒・庇などについては外壁又は柱の中心線から水平距離が1m以上突き出している場合、その先端から1m後退したまでの部分とされてますので、敷地条件の厳しい狭小地では敷地を有効利用するために軒を短くして境界線いっぱいまで建物を建てています。
さらに最近ではキューブ型や片流れの屋根など軒の少ない家がトレンドになっていることもあり軒は短くなっている傾向にあります。
しかし軒がないとダイレクトに雨や雪や風が、雨漏り発生個所となりやすい外壁の取り合い部分やバルコニー、開口部に直接あたることになります。
日本住宅保証検査機構(JIO)による調査では、2010年7月から2016年6月までの保険金の支払いを認めた雨漏り案件では、軒の出がない箇所での雨漏りが全体の7割を超えています。また軒がある場合とない場合では、軒がない場合の雨漏り発生数は約5倍となっています。
軒の劣化と修理について
このように軒は家を日差しや雨から守る大変重要な役割をしていますが、その分劣化が日々進行しています。
軒を含む屋根が傷んでいる場合は、屋根全体、もしくは傷んでいる箇所が修理対象になります。
軒天の素材は合板・ベニヤ板、ケイカル板、スラグ石膏板、フレキシブルボード、金属板などがあります。
下部の軒天のみ傷んでいる場合は対象箇所を修理します。軒天の屋根修理方法は痛み具体によって主に三つあります。
塗装
塗料にはそれぞれ耐用年数があります。耐用年数を超えると一気に劣化がはじまります。
軒天の中の材質まで傷んでいない場合は、再塗装のみで修理が可能です。
重ね貼り(カバー工法)
軒天材の表面が傷んで塗装では対応できない場合、既存の軒天に新しい軒天を重ねてはるカバー工法で対応可能です。
古い軒天を撤去しないため修理費用も比較的安く抑えられます。
張替え
軒天材が内部まで傷んでいる場合はカバー工法ではなく既存の軒天を撤去して新しい軒天に張り替えを行います。
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